神戸市長田区にある「神戸朝日病院」とは?概要や特徴をご紹介!
マイホームを探すときは、家の周辺にどのような施設があるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
なかでも、病院は日常生活に欠かせない施設なので、診療時間やアクセス方法といった概要も把握しておくと安心です。
今回は、神戸市長田区にある「神戸朝日病院」にスポットをあて、病院の概要や特徴などを解説します。
神戸市長田区周辺でマイホームの購入をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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神戸市長田区にある「神戸朝日病院」の概要
兵庫県神戸市長田区にある神戸朝日病院は、長い歴史をもつ由緒正しい病院です。
「肝臓に強い病院」として知られており、長年にわたり地域の皆様を支えてきました。
まずは、神戸朝日病院の沿革や所在地など、概要からご紹介します。
神戸朝日病院の沿革
神戸朝日病院の始まりは、1981年4月に神戸市長田区細田町にて開設された診療所です。
それから7年後の1988年4月に、神戸市長田区房王寺町に神戸朝日病院を開設しました。
1992年には、韓国にある東亜大学校医科大学および海雲台聖心病院と姉妹病院協定を結びます。
そこから現在までの約30年間、日韓医学交流を積極的におこない、両国の相互理解と真の友好を深めています。
1995年には阪神淡路大震災が発生し、神戸朝日病院だけでなく神戸市内も甚大な被害を受けました。
しかし当時のメンバーが必死で震災医療を支え、震災を乗り越えてきた結果、神戸市は無事復興を果たすことができました。
2019年11月には「医療法人社団 秀英会」が設立され、翌年の2020年に「医療法人社団 秀英会 神戸朝日病院」として開設します。
2023年7月時点で地域包括ケア病床は58床、急性期一般病床は76床あり、地域の方々を支える医療に誠実に取り組んでいます。
地域医療連携室を設置
神戸朝日病院では、患者が適切な医療を受けられるよう「地域医療連携室」を設置しています。
地域医療連携室とは、周辺地域の病院や診療所などから紹介された患者の相談・受付の窓口役です。
たとえば、他院から紹介状を貰ったものの、どのように受診したら良いのか分からないという経験をしたことはありませんか。
このような場合に地域医療連携室へ相談すれば、専門のスタッフが紹介患者の診療・入院・検査予約を受け付けてくれます。
そのほか、医療福祉の相談なども受け付けており、患者とそのご家族が安心して治療を受けられるようサポートするのが役目です。
また、紹介患者の情報提供や病院広報紙「かけはし」の発送など、地域の医療機関へ向けた情報適用も欠かしません。
●所在地:神戸市長田区房王寺町3-5-25
●アクセス方法:神戸電鉄「長田駅」より徒歩約6分
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神戸市長田区にある「神戸朝日病院」の特徴
続いて、神戸朝日病院ならではの特徴をご紹介します。
「肝臓に強い病院」に指定
神戸朝日病院は、2008年に「肝疾患専門医療機関」として兵庫県から指定を受けています。
肝疾患専門医療機関は、一定の基準をクリアした病院だけが指定されるものです。
神戸朝日病院には、院長をはじめ3名の「一般社団法人日本肝臓学会認定 肝臓指導医」と1名の同学会専門医が在籍。
肝生検や腹部超音波検査、病理組織診断といったあらゆる検査を院内で実施しています。
とくに、肝炎・肝硬変・肝がん・脂肪肝など、肝臓病に関する診断や治療に力を注いでいるのが特徴です。
公式ホームページには、肝疾患の治療についてわかりやすく記載された「肝臓の部屋」が公開されています。
そこには、検査の必要性や治療方法などが写真付きで公開されていますので、気になる方はぜひ一度ご確認ください。
肝癌早期発見のための検査に注力
肝臓がんは完治が難しいと言われていますが、早期発見ができれば決して対応できない疾患ではありません。
神戸朝日病院では、肝臓がんを早期で発見し、適切な治療をおこなうことで完治を目指します。
そのため、血液検査(腫瘍マーカー)やエコー、MRI、CTなどさまざまな検査を実施しています。
1992年の保険認可以来、1000例を超す患者に治療を施し、肝硬変への進展予防や肝がんの発癌予防を通じて、予後改善に実績をあげてきました。
今後もかかりつけ医と密な治療ネットワークを構築し、肝がん撲滅に向けてきめの細かい肝疾患対策を進めていくとしています。
日韓医学との積極的な交流
神戸朝日病院の「朝日」は朝鮮半島の「朝」と日本の「日」を意味しており、日韓医学交流の発展を願って開設されました。
1990年代初めに、韓国釜山(プサン)にある東亜大学校医科大学と姉妹病院関係を結び、病院実習や研修などをおこなっています。
神戸市長田区は、神戸市内でも在日韓国人の方が多く在住されている地域です。
日韓両国は大衆文化や学術分野などで活発な交流が展開されていますが、歴史問題に関しては両国間に大きな認識の違いが存在しています。
神戸朝日病院では、こうした歴史問題の認識に違いがあるからこそ、医学交流活動が重要であると考えているようです。
なお、日韓共同研究の過程や成果などは公式ホームページに掲載されていますので、ぜひ一度目を通してみてはいかがでしょうか。
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神戸市長田区にある「神戸朝日病院」の禁煙外来
神戸朝日病院では、禁煙外来も行なっております。
禁煙外来とは、医療機関のサポートを受けながら禁煙の治療が受けられる場所です。
禁煙外来は、内科や外科などと違って大きな病院に必ずあるというわけではありません。
喫煙でお悩みの方がいらっしゃる場合は、神戸朝日病院に通いやすい距離で物件を見つけるのも良いでしょう。
最後に、神戸朝日病院の禁煙外来についてご紹介します。
禁煙外来の検査内容
禁煙外来では、はじめに「呼気試験」という検査からおこないます。
これは、呼気に含まれる一酸化炭素濃度をチェックし、有害成分の摂取状況を把握する検査です。
検査自体は簡単で、息を吸ってから20秒間息を止め、20秒間かけてゆっくりと吐き出します。
治療を受ける前はもちろん、治療中も受診ごとに必ずおこなうため、検査値を把握しておくことが重要です。
治療法
治療方法には複数の種類がありますが、神戸朝日病院では、ニコチンを含まない内服薬を用いた治療を実施しています。
このお薬には、ニコチン切れ症状を軽減し、禁煙中に喫煙をしても満足感を得られにくくするという効果があります。
禁煙率を約3倍増加させることが期待できると考えられており、循環器系に病気のある方でも使用することが可能です。
薬を用いた治療だけでなく、日常生活の見直しや指導も併用し、患者一人ひとりに応じたサポートをおこないます。
禁煙治療の期間は8~12週間、治療にかかる費用は個人差がありますが、3割負担で約1万5,000円〜2万円です。
治療後の効果としては、禁煙後20分で血圧や脈拍が下がり、2週間から3か月で心機能・肺機能が改善、10年では肺がん死亡率が喫煙者の半分になるとされています。
なお、禁煙外来は診療日時が決まっているため、あらかじめ病院に連絡を入れてから訪問するようにしましょう。
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まとめ
神戸市長田区にある神戸朝日病院は、創立から33年と長い歴史と信頼を誇る総合病院です。
肝臓病に関する診断や治療に力を注いでいるのが特徴で、一般社団法人日本肝臓学会認定の実力ある医師が揃っています。
そして、地域医療連携室や禁煙外来の設置、日韓医学交流など、患者の多様化するニーズに応えようと真摯に取り組んでいる姿が伺えます。
このような総合病院が近くにある、神戸市長田区の引越しを検討してみてはいかがでしょうか。
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