神戸市長田区にある駒林神社の見どころ!どんな授与品がある?
神戸市長田区の歴史は、古くは弥生時代にまでさかのぼります。
そして区内にある駒林神社の歴史も長く、平安時代の「山槐記」にも記録が残されている由緒ある神社です。
この記事では、神戸市長田区にある駒林神社の概要や授与品・おみくじについてご紹介します。
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神戸市長田区にある駒林神社の概要
駒林神社は神戸市長田区の南西部に位置します。
古くから「駒ヶ林」と称され、沿岸部を中心に渡来人の集落が形成されていました。
外国との交流が盛んだったことから駒林神社にも、現在の税関にあたる玄蕃寮の出先機関が設けられていた由緒ある神社です。
駒林神社の御祭神
駒林神社では、御祭神として第15代・応神天皇を祀っています。
誉田別命(ほむたわけのみこと)とも呼ばれ、全国各国に所在する八幡宮・八幡神社で信仰されている八幡大神と同一視されています。
そして左義長の神として祀られているのが、猿田彦大神と奇稲田姫命です。
左義長とは小正月におこなわれる火祭り行事のことです。
とんど祭りともいい、かつては東西の漁師が「お山」と呼ばれるやぐらを倒し合いその年の網入れ優先権を競いました。
そのため、神戸市長田区では「駒ヶ林のけんか祭り」とも呼ばれています。
この祭り自体は昭和34年を最後に中止となりましたが、平成5年に復活の左義長祭りが開催されました。
伊勢神宮との関係
神戸市長田区の駒林神社は、伊勢神宮とも深い関係があります。
参道にある大鳥居は阪神淡路大震災で倒壊しましたが、伊勢神宮と出雲大社がそろって遷宮を迎えた平成25年に駒林神社の大鳥居も復興しました。
伊勢神宮内宮において、遷御の儀と同日に竣工潜初祭が斎行されました。
さらに駒林神社では、伊勢神宮で用いられた神具(丸三方)を所有しており祭事の折に使用しています。
このほか、裏塀や境内の一角にある荒神社には伊勢神宮で用いられていた建材が取り入れられているのも特徴的です。
境内末社
駒林神社には境内に4つの末社があります。
それぞれの末社の概要を確認していきましょう。
靖国社
駒ヶ林地区より出征した戦没者を祀っています。
毎月20日が祭日です。
荒神社
お社は伊勢神宮御正宮の内側の塀であった「瑞垣」の柱を使って造営されました。
さらに屋根を支えている柱は、御正宮の垂木を削った木材を用いています。
荒神社は10月中旬が祭日です。
天光玉勝稲荷社
食物および産業の大神様が祀られています。
周囲は往年の映画スターにより奉納された玉垣により囲まれているのも特徴です。
3月初午の日に、初午祭がおこなわれます。
神明社
天照大御神が祀られています。
神明神社は4月16日・10月16日が祭日です。
●所在地:神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3
●社務時間:9時~17時
●アクセス方法:地下鉄海岸線「駒ヶ林駅」より徒歩約3分、市バス10系統「駒ヶ林町東バス停」下車すぐ
●駐車場:あり
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神戸市長田区にある駒林神社の特徴
神戸市長田区の駒林神社は、現代でいうところの入国管理所や税関の役割を担ってきました。
国内へ災いが入らないようにするための邸内社であったことから、厄災をはらう厄除の宮としても親しまれてきました。
そんな駒林神社の厄除の宮としての特徴を見ていきましょう。
厄年とは?
厄年とは、人生の節目において厄にあうおそれが多く忌み慎まねばならないとされる年のことです。
数え年で男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳・61歳が本厄(前年は前厄、翌年は後厄)に該当します。
とくに男性の42歳、女性の33歳は大厄とされ、もっとも気を付けるべき厄年です。
このほか、七五三や、緑寿、古希、喜寿といった人生の節目や厄年に該当し、神社に詣でて厄除けをおこなうのが習わしとなっています。
駒林神社の厄除け
駒林神社では厄年の方に向けた厄除けのご祈祷をおこなっています。
元旦から節分までは7千円、通常期は8千円です。
このほか、家内安全や家内安全特別大祈祷などもあります。
厄除大祭中以外は予約が必要となるためご注意ください。
厄除大祭
毎年1月18日~20日には厄除大祭がおこなわれます。
厄年を迎えた方への厄除祈願や、1年間の家内安全を祈願する駒林神社がもっとも賑わいを見せるイベントです。
駒林神社では、さまざまな厄除けアイテムを用意しています。
おもに男性へ贈られる厄除ひばしは、焼けた石を除けるものであることから「厄を除ける」とされています。
また、厄除ペンダントの「ひみこ」もおすすめです。
首さげ紐は、神道において祓えの道具に用いられる麻のヘンプコードになっています。
そして柿の木でできた台座には六芒星があしらわれ、その中央には浄化作用があるとされる爆裂水晶があり、厄除けのパワーを高めています。
厄除大祭などの折に持っていくと、あらめてお祓いしてもらうことも可能です。
ご祈祷・神楽奉納
厄除大祭の期間中は、夜間(21時まで)もご祈祷や神符守札授与を実施しています。
奏楽に合わせた舞姫による神楽の奉納のほか、各種ご祈祷がおこなわれるのも特徴です。
厄除招福餅引当
厄除大祭中に厄除板大神札もしくは厄除大神札の授与を受けた方は、厄除招福餅の引き当て(抽選)に参加できます。
1等~5等のはずれなしで、福招きの紅白餅を堪能できます。
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神戸市長田区にある駒林神社の授与品
駒林神社で手に入る授与品や、特色あるおみくじを見ていきましょう。
厄除鉄人絵馬
厄除鉄人絵馬は、人気の特撮ロボットとコラボした絵馬です。
左義長のお山と特撮ロボットが、天照大神(太陽)を護るように立ち並ぶ姿が描かれています。
厄除小錦守
厄除小錦守は、錦織の小ぶりなサイズのお守りです。
月と星があしらわれており可愛らしく、女性にも人気のデザインです。
厄除けのお守りは全7種類あり、通常サイズや伝統的なデザインのものがほしい方でもお求めやすくなっています。
また、学業成就や安産祈願のお守りなどもそろっています。
なかでもおすすめは、ブレスレットとして身に付けられる腕輪守です。
レッドメノウ、タイガーアイ、ハニーストーン、グリーンアベンチュリン、爆裂水晶、ローズクォーツ、アメジストのいずれかの天然石が付いておりお好みで選べます。
おみくじ
駒林神社では、さまざまなおみくじも用意しています。
お守りとセットになっているおみくじもあるため、参拝の記念に引いてみてはいかがでしょうか。
駒林神社特製こどもみくじ
駒林神社特製のこどもみくじには、全25種類の神様が描かれています。
こどもみくじという名称ですが、大人が引くことも可能です。
小槌みくじ
小槌のお守りとセットになっているタイプのおみくじです。
7色のなかからお好きなものを選べます。
鈴守入花咲きみくじ
おみくじが書かれた和紙のなかに鈴守が入っているおみくじです。
鈴守はおみくじで示された良いことが叶うように、そして、悪いことは良いことに転じるような祈りが込められています。
珠付きみくじ
運気上昇を祈願した開運球が入っているおみくじです。
財布などに入れていつでも持ち歩きたい方におすすめです。
提燈献燈
神戸市長田区の駒林神社では、祭典で掲げる提燈の献燈を募集しています。
厄除大祭や正月三が日、例祭、夏祭の期間中に献燈されます。
献燈された提燈には記名もされるため、厳粛で清浄な祭典を明るく彩ってみてはいかがでしょうか。
献燈料(2年間):1燈 6千円
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まとめ
神戸市長田区にある駒林神社の概要や特徴をご紹介しました。
長きにわたり地域住民に親しまれてきた神社です。
厄年や七五三といった家族の節目にはもちろんのこと、初詣や厄除大祭といったイベント時にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
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