神戸市長田区の兵庫県立兵庫高等学校！人材育成に力を入れる学校！

大切な子どもをどこの学校に通わせたいか、そこには親から子どもへのさまざまな思いが詰まっているでしょう。
新しい学校教育を実践し、グローバルな人材を育成する神戸市長田区の兵庫県立兵庫高等学校の概要・学科、そして特徴的な3つの取り組みまでご紹介します。

神戸市長田区の歴史ある学校！兵庫県立兵庫高等学校の概要

古くは明治41年に歴史が始まったとされる兵庫県立兵庫高等学校は、従来のカリキュラムに囚われない新たな学びと未来を担う人材の育成が目標です。
ここではどのような学習カリキュラムがとられているのか、学校の始まりとなった歴史などの概要からご紹介します。

時代が変わっても受け継がれる校風！学校の沿革

神戸市長田区にある兵庫県立兵庫高等学校は昭和23年に発足していますが、学校の始まりとなったのは明治41年創立の旧制の中等学校であった兵庫県立第二神戸中学校です。
質素・剛健・自重･自治の4つの方針を掲げた校風はこのころより脈々と受け継がれ、昭和17年に開設した同第四神戸高等女学校と合併して、現在の高等学校の基礎となる兵庫高校が生まれました。
虚飾華美を排し、本質の練磨向上に努めながら、生徒自身の手で主体的な高校生活を打ち建てようとする情熱こそが、この高校の校風を支えています。

STEAM教育実践モデル校事業指定校とは？

兵庫県立兵庫高等学校は、令和2年からSTEAM教育実践モデル校事業の指定校となり、国内外で活躍するリーダー足る人材を育成する教育に取り組んできました。
従来の文系・理系の学習項目に捉われず、創造する力を身に付けるための新たなカリキュラム開発をおこなうのが、STEAM教育です。
兵庫型STEAM教育と題して、医療・歴史・音楽・数学などのあらゆる分野を総合的に探求しつつ、地域企業の協力のもと、最新技術に触れて研鑽する日々を送っています。
学校を読み書き算数を教えるありきたりな場にせず、生徒1人1人の資質や能力をどのように発揮させ、伸ばしていくかを重視し、文理の枠を超えた学びを得るのが目的です。

兵庫県立兵庫高等学校へのアクセス方法

六甲山と大阪湾との間の神戸の街中に開校した兵庫県立兵庫高等学校へは、神戸電鉄と神戸市営地下鉄の2つの路線でアクセスできます。
もっとも近い神戸市営地下鉄の上沢駅からは、北西方向に歩いて約10分ほど、同じく神戸市営地下鉄の長田駅からは、北東方向に歩いて約10分ほどで到着です。

●所在地：兵庫県神戸市長田区寺池町1-4-1
●アクセス方法：神戸市営地下鉄上沢駅から徒歩10分/神戸電鉄長田駅から徒歩15分

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神戸市長田区にある兵庫県立兵庫高等学校の特徴ある2つの学科とは？

学校が始まった明治から変わらぬ校風を掲げ続けながらも、時代に合ったグローバルな人材の育成をおこなう神戸市長田区の兵庫県立兵庫高等学校では、特徴のある2つの学科が選べます。

グローバルリーダーの育成！創造科学科

急速に発展し続ける科学、避けられぬ環境問題など、国際社会全体のあらゆる問題と向き合い、人類の最前線で要となる人材を育成するのが、創造科学科です。
世界規模でのリーダーとなれる人材を育成するためは、社会創造力・科学的思考力・複眼的思考力・自律的活動力の4つが重要であるとしています。
それらの力を10代の高校生の吸収する力に長けた時期で伸ばすため、貴重な3年間をかけてさまざまなカリキュラムに挑戦するのが特徴です。
1学年時には基礎的な学力の向上を目指しつつ、新聞やニュースなどを読んで現在のリアルな社会問題への理解を深め、探究する課題を自ら決めます。
2・3学年になるとSDGsなどの社会科学と、物理や化学・数学などの自然科学の分野に分かれ、基礎を応用する力を発揮するため、校内外のイベントでの発表もおこなわれるほどです。
カリキュラムでは生徒自身が問題を見つけ、その問題とどう向かい合うか、どう取り組み、物事を進めていくかを養われるよう段階が用意されています。
その段階をいつどのようにして乗り越えていくかも、生徒自身の考えとタイミングに任せているのは、従来の学習カリキュラムと大きく異なる点と言えるでしょう。

幅広い視野・教養を深める！普通科探究

従来のカリキュラムをおこなう高等学校の普通学科では、学業の成績のみが重視される傾向にありますが、神戸市長田区の兵庫県立兵庫高等学校の普通科探究は異なります。
生徒のキャリア形成に役立つ資質・能力の育成をし、SDGsに基づいた総合的な学習を通じて、幅広い視野の獲得と教養を育成するのが目標です。
一般的な学習カリキュラムも残しつつ、物事を読み解く基礎力を養い、論理的に考えて言語化する力や問いを立てる力なども養います。
最終的には、自分の個性や能力をどのように発揮すれば良いのか、どの分野で思う存分に自分の力を発揮できるか、道を切り拓く力の育成です。
視野を広げるには、校内のみならず校外のさまざまな企業の協力を仰ぎながら、知識と技能を高め、思考力・判断力・表現力を磨き上げます。
普通科探究での3年間で養われる総合的な人間力は、地域の活性化のみならず、さらに大きな社会全体を活性する人材を生む可能性があるでしょう。

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神戸市長田区にある兵庫県立兵庫高等学校の特徴！活動の場は校外へ広がる！

従来の学校教育の形に囚われない神戸市長田区の兵庫県立兵庫高等学校では、見逃せない特徴的な3つの取り組みがあります。

幅広い校外活動へ！生徒の活動を支援する連携先

神戸市長田区の兵庫県立兵庫高等学校では、さまざまな指定事業での探究活動がおこなわれており、ユネスコスクールの加盟や、文部科学省が推進する数々のプロジェクトに参加しています。
生徒の視野を広げ、問題を見つける力や解決するための思考力を養うには、学校内だけでは十分とは言えません。
生徒が活動する場を校外へと広げ、地域の大学や企業と協力し合いながら、グローバルリーダーたる人材の育成をおこなっているのです。
特徴的なのは、兵庫県教育委員会が推進するSTEAM教育実践モデル校事業の指定校や、ベトナムの大学との理数の共同研究に関する連携などが挙げられます。
活動の場を広く世界に求めるからこそ、若い世代は伸び伸びと個々の能力を磨き、お互いに切磋琢磨できるのでしょう。

学校から地域へ！視点を広げた教育の実施！

兵庫県立兵庫高等学校は、令和2年から文部科学省が推進するグローカル型教育の指定校に選出されました。
グローカル型教育とは、グローバルな視点を持ってコミュニティを支え、世界の視点から地域の活性化を図る活動をおこなうグローバルリーダーを育成する教育です。
地域の特性に応じたグローバルな社会課題をテーマに、地域の産業・文化・伝統や医療にいたるさまざまな分野での探究的な学びを実施します。
そのために、国内外を問わずにたくさんの文化に実際に触れて体験しようと、ベトナムやイギリスなどへの研修も計画していました。
コロナウイルスの蔓延によってオンラインでの交流事業へと変更されていますが、今後の状況によっては海外研修が実施されるかもしれません。

あなたも教育環境の支援者に！教育活動支援プロジェクト

地域の大学や企業と連携する指定事業や、従来のカリキュラムに囚われないグローカル型教育には、これまでにない教育環境の整備が必須です。
しかし、それには1つの学校で賄える予算ではないため、兵庫県立兵庫高等学校では広く寄付金を募っています。
県立学校環境充実応援プロジェクトと題して、生徒の活動の場を広げ、教育環境の整備を目的に、さらなる発展に繋げるプロジェクトです。
特徴的なのは寄付のシステムで、学校に直接問い合わせての寄付も可能ですが、ふるさと納税の仕組みを利用しても寄付がおこなえます。

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まとめ

便利なものに囲まれる若い世代には、自ら考える力やそれを実行する力の育成こそが、未来を切り拓くために必要なのではないでしょうか。
子どもが自分の人生を切り拓いていくためにも、新しい学校教育に触れさせてみたいと思いませんか？