神戸市中央区のおすすめスポット!神戸海洋博物館はどんなところ?
神戸市中央区の神戸海洋博物館は、港町として発展を遂げてきた神戸の歴史を市民に伝える総合博物館です。
神戸港を代表するランドマークでもあり、館内には映像や体験型の展示がそろっています。
そこで今回は、神戸海洋博物館の概要やおすすめの楽しみ方をご紹介します。
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神戸市中央区にある神戸海洋博物館の概要
神戸海洋博物館は、神戸市中央区のメリケンパークにある総合博物館です。
1963年、前身となる神戸国際港湾博物館が神戸ポートタワー内に開館しました。
その後、神戸港開港120年を記念して1987年に神戸海洋博物館として生まれ変わりました。
「海から港から神戸が始まり、未来に船出する」をコンセプトに掲げ、過去から未来につながるさまざまな展示をおこなっています。
海事博物館としては世界有数の規模をほこり、展示物は近代神戸港にまつわる資料だけではありません。
古くは平安時代に活躍した平清盛ゆかりの大輪田泊や、福原京に関する資料も展示されているのが特徴です。
また、2020年には「神戸とみなとのあゆみ」をテーマにリニューアルオープンし、神戸の街と港の歴史を実物や映像、体験型の展示などで紹介しています。
館内はスロープ、エレベーター、手すりが備えられているほか、車いすとベビーカーの貸し出しも実施中です。
ベビールームもあるため、車いすが必要な方や乳幼児をお連れの方も安心して利用できます。
屋外にもある見どころ
特徴的な白い大屋根は、夜になると鮮やかにライトアップされます。
博物館前には広場もあるため、夜景を見ながら散歩を楽しむこともできるでしょう。
日中は、屋外展示場にも足を運んでみることもおすすめです。
阪神淡路大震災で得た教訓を後世へ語り継ぐことを目的とし、メリケン波止場の一角を神戸港震災メモリアルパークとして整備しました。
震災遺構として被災当時の岸壁をそのままの状態で保存しています。
休憩所を兼ねた展示スペースには、復興の道のりを記録した模型・映像・写真パネルなども展示されています。
●所在地:兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
●営業時間:10時~18時(最終入館17時30分)
●定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
●アクセス方法:地下鉄海岸線「みなと元町駅」より徒歩約10分、阪急「花隈駅」・JR「元町駅」より徒歩約15分、地下鉄西神山手線「県庁前駅」より徒歩約20分
●駐車場:近隣に有料駐車場あり
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神戸市中央区にある神戸海洋博物館の館内情報
神戸海洋博物館は2つのフロアにわかれています。
テーマ別の展示ゾーンでは、神戸の歴史はもとより港湾・船の仕組みや先端技術を取り入れた船艇を展開しています。
どのような展示があるのか、館内情報とともに見ていきましょう。
エントランスホール
エントランスホールでは、イギリス軍艦・ロドニー号と神戸港開港150年の歴史を感じられるプロジェクションマッピングが来場者を出迎えます。
所蔵する船の模型は時系列に沿って展示されており、帆船から現代の客船・貨物船につながる船舶の歴史を学ぶことが可能です。
大型壁面には来場者の興味を引く仕掛けがほどこされており、楽しみながら海事の知識を深められるのも神戸海洋博物館の特徴です。
企業博物館「カワサキワールド」
神戸海洋博物館には、川崎重工の企業博物館「カワサキワールド」が併設されています。
川崎重工は造船業からスタートし、今では日本を代表する総合重工業へと発展を遂げました。
「カワサキワールド」では、そんな川崎重工の創業の歴史や、陸・海・空に広がっていったテクノロジーの変遷を楽しみながら学べます。
目玉は約14mの曲面ワイドスクリーンで、さまざまな製品の迫力ある映像を楽しめます。
陸のゾーン
陸のゾーンには、世界初の高速鉄道専用車両である0系新幹線の実物が展示されており、客席や運転席に入ることが可能です。
また、本格的な鉄道模型ジオラマの操作も体験できます。
海のゾーン
ものづくりシアターなどがある海のゾーンでは、船舶の進水式や新幹線・航空機が製造される過程を迫力あるマルチ画面で紹介しています。
体験型アトラクションの水上バイクのゲームもあるため、乗り物好きの方はぜひ挑戦してみてください。
空のゾーン
空のゾーンにはヘリコプターの実物が展示されています。
客室内部や操縦室など、普段は乗る機会の少ないヘリコプターの内部を見学できるのもおすすめのポイントです。
また、小学4年生以上ならフライトシミュレーターで神戸空港での離発着を体験できます。
モーターサイクルギャラリー
モーターサイクルギャラリーでは、歴代のマシンやレース車を実車展示しています。
実際にまたがれるものもあるため、憧れの車両に触れてみてはいかがでしょうか。
パフォーマンスロボット
神戸市の発展を支える工場では、さまざまな産業用ロボットが活躍しています。
実際に働いているときの動きや技術を間近で見学できるため、調べもの学習にもおすすめの展示エリアです。
マリタイムシアター
180インチの大型スクリーンと本格的な立体音響を備えたマリタイムシアターでは、神戸港の歴史や海・港・船に関わるテーマの映像を放映しています。
開館時間中は常に放映しているため、お好きなタイミングで鑑賞できるのもおすすめのポイントです。
座り心地の良い座席なので、足休めに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
屋外展示も充実
神戸海洋博物館は、館内だけでなく屋外にも展示物が設置されています。
コンテナ船「らいん丸」に搭載された蒸気タービンエンジンや、自律型無人潜水機「マリンバード」など、海事分野の最先端で使用されてきた装置が実物展示されているのも見どころのひとつです。
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神戸市中央区にある神戸海洋博物館の楽しみ方
神戸海洋博物館には、神戸市中央区の歴史や産業技術の発展を体験しながら学べる魅力的な展示物が充実しています。
そこで、神戸海洋博物館のおすすめの楽しみ方を見ていきましょう。
神戸港操船シミュレーター
神戸港を再現したシミュレーターでは、映像のなかの船を操縦する体験ができます。
本物の航海さながらに天候や視点条件も設定できるため、大人でも楽しめる本格的なシミュレーターです。
制限時間内にすべてのポイントを通過できるか、家族や友人同士で競ってみるのもおすすめの楽しみ方です。
フォトスポット
神戸海洋博物館には、撮影OKのフォトスポットもあります。
なかでもおすすめなのが、海にまつわる3Dフォトスポットです。
まるでロドニー号に乗っているような写真や、メリケンパークの上空にいるような写真を撮れるため、来館の記念にぜひ立ち寄ってみてください。
ミュージアムショップ
ミュージアムショップでは、神戸海洋博物館・カワサキワールドの記念グッズを販売中です。
ここでしか手に入らない限定グッズばかりなので、来館の思い出に利用してみてはいかがでしょうか。
夜景を楽しめる
神戸海洋博物館の周辺は、夜景スポットとしても人気です。
神戸ハーバーランド側からは、博物館の白い大屋根と神戸ポートタワーの鮮やかな赤が美しいコントラストを見せてくれます。
神戸ポートタワーは2024年まで改修工事中のため館内への入場はできませんが、工事用のシートには印象的な赤いラインが描かれています。
2023年9月まではプロジェクションマッピングの企画が開催されるなど、工事中の今しか見られない景色を楽しめるのもおすすめのポイントです。
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まとめ
港町として栄えてきた神戸市中央区の歴史を学べる、神戸海洋博物館をご紹介しました。
シミュレーターや体験型の展示が充実しているので、乗り物好きの子どもはもちろんのこと、大人でも楽しいひと時を過ごせるおすすめの総合博物館です。
周辺には神戸ポートタワーなどの観光スポットもあるため、休日にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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