神戸市中央区はどんな街?住みやすさを住環境や不動産相場からご紹介
神戸市中央区に拠点を構えたい方のなかには、住環境の情報を知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、神戸市中央区の住みやすさを街の概要と住環境からご紹介します。
エリア内の地価にくわえ、マンションや一戸建てなどの不動産相場もご紹介しますので、神戸市中央区での新生活の参考にしてみてください。
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神戸市中央区の概要から住みやすさを探る
神戸市中央区は、葺合(ふきあい)区と生田(いくた)区が、1980年に合併して発足しました。
1889年の神戸市創設のときから今日まで、神戸市の行政および経済の中心的な役割を果たしています。
神戸市中央区の位置と概要
神戸市中央区は神戸市の中央付近に位置し、ポートアイランドも含むエリアです。
湾岸沿いに西隣は兵庫区、東側は灘区とつながっており、北部の丘陵地帯を超えると北区になります。
神戸港の主要部分を管轄しており、江戸末期の神戸港開港以来、行政と経済の中心地として発展してきた地域です。
都市化している印象の強い地域ですが、自然とふれあえる施設もあります。
新神戸駅からは徒歩圏内に、日本の滝100選の「布引の滝」があり、ハイキングに人気です。
また、ロープウェイを利用すると、丘陵地帯に広がる「布引ハーブ園」があり、1年をとおしてハーブや花を楽しめます。
そのほか、異人館で有名な「北野・山本地区」や中華街の「南京町」も中央区にあり、いつでも異国情緒を満喫できるのも魅力です。
神戸市中央区の歴史
神戸市が1956年に、大阪や京都などとともに日本で最初に政令指定都市の指定を受けた当時は葺合区と生田区でしたが、行政区の再編により、現在に至ります。
誕生した翌年の1981年には、ポートアイランドでポートピアがあり、神戸ブランドが一躍有名になりました。
その後も、ウォーターフロントの開発をおこない、メリケンパークや海洋博物館を完成しています。
1995年の阪神淡路大震災では、甚大な被害が発生しましたが、いち早く復興に取り組み、年末には神戸ルミナリエの会場となりました。
復興の一環である東部新都心計画の「HAT神戸(ハットこうべ)」も、神戸市中央区になります。
多くの商業施設やマンションなどとともに、震災の歴史と防災研究の拠点である「人と防災未来センター」などもあるエリアです。
神戸市中央区は公式キャラクターもある?
マスコットキャラクターの「かもめん」は、男の子のかもめがモデルになっています。
港と神戸市のマークが入った山の形の帽子には、異人館の風見鶏も取り入れたデザインです。
2012年から活動を開始しており、現在ではオフィシャルサイトも運営しています。
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神戸市中央区の住みやすさの指標となる住環境
兵庫県庁のある神戸市中央区は公共交通機関の起点となっており、群を抜く利便性の高さが魅力です。
商業施設も多く、にぎやかなエリアですが、閑静な住宅街も点在しています。
公共交通各社が集う一大拠点
JR山陽線(神戸線)の三ノ宮駅周辺は、阪急電鉄や阪神電気鉄道、神戸新交通の神戸ポートライナーも三宮駅を起点としており、乗り換えに非常に便利です。
山陽新幹線の新神戸駅はJR三ノ宮駅から神戸市営地下鉄、神戸空港はポートライナーでつながっています。
阪神電鉄は、山陽電車や近畿日本鉄道と相互乗り入れをおこなっており、神戸三宮駅から関西全域をカバーする巨大公共交通網を構築済みです。
そのうえ、日常生活で利用するバス路線も充実しており、マイカーなしでも暮らせるほどの住みやすさです。
四国や九州へはフェリーも運行しており、船旅も日常的に利用できます。
買い物環境は?食料品は買いやすい?
神戸市中央区には、阪急百貨店や大丸にくわえ、「さんちか」や三宮センター街などの商店街も複数あるなど買い物環境は抜群です。
複合商業施設のセンタープラザや神戸サンセンタープラザなどもあり、毎日の買い物はもちろん、休日のショッピングも楽しめます。
神戸はファッションでも有名ですが、雑貨などでもおしゃれなお店が多いのが特徴です。
コンビニエンスストアやドラッグストアも多く展開しており、住みやすさにつながっています。
住環境を口コミから紹介
神戸市中央区は、交通網が充実し、繁華街の多いイメージですが、住宅地は静かでゆったりできる環境です。
丘陵地帯から海岸へとつながるエリアにひらけており、坂道は急な勾配になっています。
長距離を歩くには不向きな場合もあり、電動アシスト自転車がほしいといった口コミもあるほどです。
とはいえ、散歩を楽しむ方が多く、すれ違う方同士が挨拶をかわすなど、和やかな雰囲気から住みやすさを感じる方もいます。
公共交通網の充実は、多くの方が満足していますが、日中のバス路線沿いは騒音対策が必要です。
一転して、夜間は騒音が気にならない、といった口コミが多くなっています。
観光客が多いエリアにもかかわらず、ゴミなども見当たらず、治安が良い点も好意的な口コミが多い要因です。
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不動産相場から神戸市中央区の住みやすさを知る
商業施設や公共交通などの利便性の高い神戸市中央区は、新築マンションの物件が多くなっています。
中古物件はマンションに人気が集中しており、高値傾向です。
一戸建ては、新築から築年数が経過した物件まで揃っているため、好みの物件を選べます。
神戸市中央区の地価相場
三宮駅周辺や居留地あたりは以前から相場が高額になっており、上昇傾向です。
商業地を中心に値上がりが大きく、住宅地は比較的相場は落ち着いています。
三ノ宮駅の南側エリアと丘陵地帯は、上昇傾向になっている反面、山手通りは変動幅が少ない傾向です。
●地価総平均 100万4,655円/㎡
●坪単価 332万1,175円/坪
●変動率 0.32%下落
※上記の数字は神戸市中央区の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考://tochidai.info/hyogo/kobe-chuo/
マンションは新築よりも中古物件が人気
新築マンションの供給数は減少傾向ですが、一人暮らし向けの物件からファミリー向けの物件までそろっています。
平均面積は69.48㎡、平均価格は約5,729万円となっており、平均坪単価は約272万円です。
80㎡以上になると、価格帯の幅が広がり、高額物件が多くなります。
中古マンションは、築3年以内の物件は少なく、築15年以上が中心です。
平均価格相場は、約4,277万円で、2LDKから3DK、および3LDKから4DKが多く出回っています。
一戸建ての価格相場は?
神戸市中央区では、新築一戸建てから築20年以内まで築年数による違いはなく、平均価格は約4,824万円です。
3DKと4LDKから5DKの物件数が多くなっています。
価格帯は、間取りに関係なく5,000万円がメインになっており、3DK以下では2,000万円以下でも購入可能です。
5LDKよりも広い場合は1億円以上ですが、4LDKから5DKは5,000~6,000万円にも物件が集中しています。
一戸建ては価格相場が下落傾向にあるため、立地によっては想定以下の価格での購入も夢ではありません。
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まとめ
神戸市中央区は神戸市の中央付近に位置し、兵庫県庁や神戸港などもあるため行政や経済などの中心的な役割を担います。
JR三ノ宮駅を拠点とした公共交通網は関西全域のネットワークと接続しており、住みやすさを実感できる要因です。
商業施設が多いエリアの不動産相場は上昇傾向ですが、落ち着いているエリアもあります。
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