神戸市中央区にある東遊園地はどんなスポット?楽しみ方を紹介!
兵庫県庁と神戸市役所を有する神戸市中央区は、神戸都市圏の中枢として発展を遂げているエリアです。
そんな神戸市中央区にも、都心にいながらにして自然を感じられるスポットがあります。
そこで今回は、神戸市中央区にある東遊園地の概要や楽しみ方をご紹介します。
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神戸市中央区の東遊園地の概要
神戸市中央区にある東遊園地は、2023年4月にリニューアルオープンした都市公園です。
神戸市の中心部において2.7haの面積をほこり、市民の憩いの場として親しまれています。
その歴史は古く、1875年に神戸居留地の外国人向けの「外国人居留遊園」としてスタートしました。
日本初の西洋式運動公園で、開園当時にはクリケットやフットボールなどグラウンドも整備されています。
そこでサッカー、野球、ラグビーなどが興じられ、西洋スポーツが日本国内に知られるきっかけにもなりました。
そして1995年の阪神淡路大震災以降は追悼行事やルミナリエの会場となり、震災の記憶を次世代へ語り継ぐ場にもなっています。
国際交流の場として発展
東遊園地は「外国人居留遊園」として開園した歴史から、西日本を代表する国際交流の場になっています。
1869年頃には駐在外国人の交流施設が敷地内に開設され、日本人の出入りが認められていました。
また、1890年には、西日本における最初の外国人向けクラブである「神戸外国倶楽部」がオープンしました。
「神戸外国倶楽部」はカウンター付きのバーやビリヤード場、ボウリング場などが整備されていた施設です。
日本人もスポーツを通して外国人と交流しており、東遊園地は日本人が初めてボウリングのゲームに参加した場所であると考えられています。
このような歴史的背景を記念し、園内にはボウリングの球とピンを模したモニュメントも設置されています。
慰霊と復興のモニュメント
東遊園地には、慰霊と復興のモニュメントが設置されています。
モニュメントの地下は瞑想空間になっており、震災で亡くなられた方の銘板が掲示されています。
毎年1月17日には「阪神淡路大震災1.17のつどい」が開催されるなど、神戸市民にとっても重要なメモリアルスポットの一つです。
●所在地:兵庫県神戸市中央区加納町6-4
●アクセス方法:JR「三ノ宮駅」より徒歩約13分、阪急「神戸三宮駅」より徒歩約13分、市営地下鉄西神・山手線「三宮駅」より徒歩約13分
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神戸市中央区の東遊園地のエリアご紹介
神戸市中央区にある東遊園地のエリアと、その見どころをご紹介します。
芝生ひろば
フラワーロード側から続くエリアには、大小2つの芝生ひろばが広がっています。
芝生というクッションがあるため、子どもが思いきり走り回ってもケガの心配がありません。
ピクニックを楽しんだり、芝生に寝そべりながらゆったりとした時間を過ごしたりするのも良いでしょう。
広場の各所にはベンチやサンシェードも整備されているので、暑さをしのぎながら休めるのもおすすめのポイントです。
にぎわい拠点施設
芝生ひろばの一角には、にぎわい拠点施設の「URBAN PICNIC」があります。
カフェレストランの「park kitchen WEEKEND」では、神戸エリアの食材をふんだんに用いたイタリアンやスイーツを提供しています。
軽食やドリンクのテイクアウトもあるため、芝生ひろばでピクニックを楽しみたいときにもおすすめです。
そして「URBAN PICNIC」にはレンタルスペースもあります。
ラウンジ、テラス、スタジオの3種類で、芝生ひろばを一望できる開放的な空間です。
ラウンジは窓を開放すれば、公園利用者にも見てもらうようなオープン利用もできます。
芝生ひろばを一望するテラスは、バーベキューなどのアウトドア利用におすすめです。
そしてスタジオにはミニキッチンが備えられているので、ホームパーティーや料理教室などさまざまな用途に活用できます。
利用目的に応じて、各スペースを使い分けられるのもおすすめのポイントです。
屋外図書館がある
「URBAN PICNIC」には、屋外図書館の「OUTDOOR LIBRARY」があります。
ライブラリーには、子どもから大人まで楽しめる幅広いジャンルの書籍がそろっており自由に利用できます。
市民から集めたおすすめ本が並んでおり、地域住民の力で公園の魅力をアップすることがねらいです。
みちひろば
フラワーロード(税関線)と並行する形で続くみちひろばには、メタセコイヤ並木の木陰が広がります。
「道」と「広場」が一体となっているため、歩いているだけで自然と東遊園地へ導かれるような設計になっているのが特徴です。
小規模イベントやマーケットなどにも活用しやすい作りになっています。
見晴らしひろば
芝生ひろばに隣接する高台は見晴らしひろばとして整備されています。
リニューアル以前は、地下駐車場の入口にあたる場所で築山のようになっていました。
築山の部分にテラスを整備したことで、緑豊かな公園と立ち並ぶビル群を一望できるようになりました。
山側には円形のベンチが設置されているので、ゆったりしたひとときを過ごしたいときにもおすすめです。
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神戸市中央区の東遊園地の楽しみ方
神戸市中央区の東遊園地は、都心にいながらアウトドア気分を味わいたいときにおすすめのスポットです。
どのような利用シーンがあるのか、おすすめの楽しみ方とともにご紹介します。
ペットと散歩を楽しめる
東遊園地はペット同伴でも利用できます。
みちひろばはもちろんのこと、芝生で遊ぶことも可能です。
リニューアル前にはあった水路や噴水は撤去され歩行空間が広がっているため、お散歩コースとしてもおすすめのスポットです。
「park kitchen WEEKEND」でテイクアウト
にぎわい拠点施設にあるカフェレストランの「park kitchen WEEKEND」では、ホットサンドやソフトクリームなどのテイクアウトメニューも充実しています。
そのため、手ぶらでピクニックなどさまざまな楽しみ方ができるでしょう。
そして木を基調とした温もりあふれる店内では、フレーバーティー付きのランチメニューを楽しめるのもおすすめのポイントです。
さらにディナーでは、神戸牛や六甲牛といった地域の食材をメインに用いたメニューも充実しています。
キッズメニューもあるため、ファミリーでの利用にもおすすめです。
●所在地:兵庫県神戸市中央区加納町6-4-1 東遊園地内
●営業時間:11時30分~22時(L.O. 21時)
●テイクアウト時間:10時~21時
文化や神戸の歴史に触れてみる
東遊園地の見どころの一つでもある屋外図書館には、市民から寄せられた書籍が並びます。
子ども向けの絵本もあるため、青空の下でくつろぎながら親子で読書する楽しみ方もおすすめです。
また、園内の各所にはさまざまなモニュメントが設置されています。
古くからクラシック音楽が盛んだったことを象徴する「波の上のモーツァルト像」や、神戸外国人居留地において活躍した実業家の「アレキサンダー・キャメロン・シム顕彰碑」などもあります。
シムはスポーツ選手として活躍した経歴もあり、西洋スポーツの普及にも尽力しました。
これらのモニュメントに触れながら、開港以来、西洋文化を受け入れてきた神戸の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
神戸市中央区にお住まいなら一度は足を運びたい、東遊園地の概要をご紹介しました。
開放的な芝生が広がる東遊園地は、まさに都会のオアシスといえる空間です。
おしゃれなカフェや屋外図書館もあるため、都会の喧騒から離れてリラックスしたいときに訪れてみてはいかがでしょうか。
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