神戸市中央区にある「神戸学院大学」の概要とは？学部や特徴をご紹介！

神戸市中央区に住みたいと検討している方のなかには、どのような教育施設があるのか気になる方も多いでしょう。
神戸市中央区には、学生数が1万1千人を超え、10学部13学科から構成されている総合大学「神戸学院大学」があります。
そこで今回は、神戸市中央区へ引っ越しを検討している方向けに、幅広い学部が設けられているうえに国際交流や就職支援活動に手厚いサポートがある神戸学院大学をご紹介します。

神戸市中央区にある「神戸学院大学」の概要

神戸学院大学は、どのような大学であり、どのような理念を持っているのでしょうか。
神戸学院大学の概要や理念について、以下にご紹介します。

神戸学院大学の「概要と沿革」

神戸学院大学は、1966年に初代学長でもある森茂樹博士によって設立された歴史ある大学です。
設立当初は、日本初となる、男女共学の栄養学部栄養学科からスタートしました。
現在は、ポートアイランドキャンパスと有瀬キャンパスの2つのキャンパスにて、10学部13学科を運営しています。
ポートアイランドキャンパスは、神戸市港区の人工島に建つ、赤レンガ造りが特徴の、潮風を感じられる海上のキャンパスです。
一方で有瀬キャンパスは、瀬戸内海を見渡せる小高い丘の上に建ち、緑豊かな自然に囲まれているキャンパスです。
神戸学院大学のキャンパスは、海や緑などの自然に恵まれている施設であるため、教育環境が良いと言えます。

神戸学院大学の「建学の精神」

神戸学院大学の創立者は、京都大学医学部にて病理学を専攻し、高い評価を得ていた森茂樹博士です。
森茂樹博士は、「真理愛好・個性尊重」である建学の精神を理念に掲げて、神戸学院大学を創立しました。
建学の精神のもと、「自主的で個性豊かな良識ある社会人の育成」を教育目標としています。
また、時代が変わろうとも常に未来志向である「後世に残る大学」を運営上のモットーとしています。
時代の変化にも幅広く対応できる人材育成を目指している大学です。

神戸学院大学の「3つのポリシー」

神戸学院大学では、「ディプロマ・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」「アドミッション・ポリシー」の3つのポリシーが掲げられています。
ディプリマ・ポリシーとは、どのような生徒に卒業を認定し、学位を授与するのかを定めた方針です。
神戸学院大学では、必要単位と、卒業要件を満たしたうえで、以下のような能力を習得した生徒に、学士の学位が授与されます。

●知識・技能
●思考力・判断力・表現力などの能力
●主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度

次に、カリキュラム・ポリシーとは、ディプリマ・ポリシーを習得するための学習成果を、どのように評価するのかを定めた方針です。
共通教育科目と、各学部の専門教育科目において、教育目標を達成するための教育課程を総合的・体系的に編成しています。
そのため、講義だけでなく演習や実習を取り入れた授業が展開されています。
最後のアドミッション・ポリシーとは、入学者をどのように受け入れるのかを定めた方針であり、入学者に求める学習成果を示すものです。
基礎学力を有しているのをはじめ、コミュニケーション能力や課題に対する積極性が求められます。

●所在地：ポートアイランド第1キャンパス 兵庫県神戸市中央区港島1-1-3／ポートアイランド第2キャンパス 兵庫県神戸市中央区港島1-3-11
●アクセス：神戸新交通ポートライナー「みなとじま駅」より徒歩約6分

▼この記事も読まれています
神戸市の「神戸どうぶつ王国」で子どもと楽しもう！パークの魅力とは？

神戸市中央区にある「神戸学院大学」の学部

神戸学院大学のポートアイランドキャンパスには、法・経営・現代社会・グローバルコミュニケーション・薬の5つの学部があります。
ここではその中でもとくに特色のある学部を抜粋してご紹介いたします。

神戸学院大学の特徴的な学部1：経営学部

神戸学院大学の経営学部は、一般的な経営・会計専攻のほかに「データサイエンス専攻」があるのが大きな特徴。
データサイエンスとは、ICT技術によって収集されたビッグデータを分析してビジネスや企業経営に活かす、近年注目されている方法です。
データサイエンス専攻では1・2年次に基礎となる知識とICT技術を学び、3・4年次は情報の収集・分析方法を学びます。
最終的にはデータを活かした経営戦略の立案や、科学的経営管理ができるような専門性を学ぶことが可能です。

神戸学院大学の特徴的な学部2：現代社会学部

現代社会学部には、災害から人や社会を守る考え方や技術を学ぶ「社会防災学科」があります。
この学科では災害・防災・福祉に関する基礎知識だけでなく、実習を通した救命・防災技術を身に着けることができます。
学習の範囲は単なる防災にとどまらず、防災を意識したまちづくりやメディア社会学など、社会全体で防災を考える学びが可能です。
またカリキュラムや試験を通して、社会貢献活動支援士や防災士の資格を得られるのも大きなポイント。
そのため卒業生の進路としては消防や警察などの公務員が多いですが、防災機器のメーカーや防災に関する建設業に就職する学生もいます。

神戸学院大学の特徴的な学部3：グローバル・コミュニケーション学部

グローバル・コミュニケーション学部は、2015年に設立した学部であり、英語コース・中国語コース・外国人留学生向けの日本語コースの3つのコースからなります。
国際都市である神戸から、グローバルに活躍できる人材育成を目指している学部です。
神戸学院大学では、2年次までに720時間以上の語学学習と、3年次には全員が留学の経験を習得できるのが特徴です。
このように、神戸学院大学では、充実したカリキュラムで専門性が磨かれる学部が揃っています。

▼この記事も読まれています
神戸市中央区にあるおすすめ動物病院2選！診療領域や診察できる動物の種類紹介

神戸市中央区にある「神戸学院大学」の特徴

神戸学院大学は、国際交流のカリキュラムが充実していたり、社会連携活動に積極的に取り組んでいたりといくつかの特徴があります。
神戸学院大学ならではの特徴について、以下にご紹介します。

神戸学院大学の特徴1：充実した国際交流の場

神戸学院大学では、国際交流が図れる機会を多く設けられているのが特徴です。
海外留学では、春休みや夏休みなどを利用して参加できる短期海外研修や、長期留学、海外インターンシップなど、多彩なプログラムが備わっています。
留学を希望する場合、条件を満たすと留学奨学金が利用できます。
また、英語を楽しく気軽に学べる場「い〜ぷら」が、キャンパス内に設けられているのも特徴です。
「い〜ぷら」には、外国人講師と日本人スタッフが常駐しており、学生や教員は、会話やゲームを通じて無料で英語を学べます。
このように、海外だけでなく、国内での国際交流のプログラムも充実しています。

神戸学院大学の特徴2：積極的な社会連携

神戸学院大学では、地域と積極的に関わる社会連携がおこなわれているのも特徴です。
地域の方と深く関わったり、貢献したりしてさまざまな経験が可能です。
たとえば、地域のプロサッカーチームと連携して親子サッカー教室を開催したり、地域の企業と連携して子ども向けのセミナーを開催したりしています。
また、地域の農産物の魅力を伝えるために小学生向けに食育の授業をおこなったりしています。
このように、多岐にわたる地域との連携活動に積極的に取り組んでいる大学です。

神戸学院大学の特徴3：充実している就職支援

神戸学院大学では、就職支援が充実しているのも特徴です。
まず、低学年時から就職ガイダンスやキャリア教育分野科目などの就職準備が始まり、進路への意識を高めています。
就職活動時には、エントリーシートの書き方やグループディスカッション対策などの就職試験対策講座が充実しているのもポイントです。
また、インターンシップ・職業体験が科目として取り入れられており、単位に認定されています。
神戸学院大学では、就職までのサポートが充実しているため、落ち着いて就職活動に取り組めるでしょう。

▼この記事も読まれています
神戸市中央区の住みやすさは？生活に便利な立地で快適なマイホームを

まとめ

神戸市中央区にある神戸学院大学は1966年に設立した、10学部13学科から構成されている総合大学です。
充実したカリキュラムで専門的な知識を習得できるうえに、国際交流や地域交流、就職活動支援などにも力を入れています。
神戸市中央区に引っ越しを検討している際には、神戸学院大学をぜひチェックしてみてください。