神戸市北区の住みやすさをご紹介!景観保持と利便性の調和する街
高級住宅地のイメージを持つ神戸市ですが、六甲山を有する北区は自然豊かな農村地域との調和や、老若男女誰もが暮らしやすい街づくりを目指していることを知っていますか?
区民のための改善の歴史・概要から、アクセスのしやすさや買い物スポットの種類など、住みやすさを知るうえで欠かせない情報をご紹介します。
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神戸市北区の住みやすさ!歴史と自然の街の概要
山に囲まれた豊かな自然と田園風景が広がる農村地域、そして現代的な都市が調和した街の見どころから、この街がどのようにして誕生したのか、その成り立ちや歴史などの概要をご紹介します。
六甲山を抱える神戸市北区の概要
神戸市北区は、神戸市のシンボルである六甲山の北に位置する街で、9つある区のなかでもっとも広く、市の約44%の面積を占めています。
昭和48年に神戸市兵庫区から分離し、令和5年8月1日で区政50年の節目を迎え、人々が住みやすいニュータウンと昔ながらの田園風景を残した街です。
都市部と農村地域との調和を目指し、季節の草花や瑞々しい果物と出会えるフラワーパークや、新鮮な野菜や米が購入できる道の駅などの交流の場をいくつも設けました。
これらの施設は、老若男女を問わずに誰もが楽しめる施設となるよう考え尽くし、今ではたくさんの方々に親しまれています。
六甲山といえば、そこから湧き出る有馬温泉が有名で、日本最古の温泉の1つであり、太閤秀吉が気に入っていたと有名です。
区政50年の歴史!神戸市北区の成り立ち
神戸市北区の始まりは、今から70年以上も前の昭和22年3月に、有馬町・有野村・山田村の3つの町村が兵庫区に編入するところから始まります。
そのあとも、大沢村や淡河村などの5つの村をくわえて兵庫区は拡大し、昭和48年8月に兵庫区から分区して神戸市北区が誕生しました。
北区誕生の翌年の昭和49年12月には北区民センターがオープン、昭和54年には国指定重要文化財の箱木千年家の移築復元をおこなうなど、文化の保全と住みやすさの改革を同時に進めています。
平成元年から平成15年にかけては、ほぼ毎年新たな施設をオープンさせ、区民の暮らしの充実度を高め続けてきました。
神戸市北区は、老若男女の誰もがのびのびと暮らせる街であれるよう、これからもさまざまな取り組みをおこない続けていくでしょう。
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神戸市北区の住環境!住みやすさを感じるポイントとは?
区内の住環境を知るには、そこに住んでいる方が街なかの移動手段や買い物スポットの充実度など、住みやすさについてどう感じているかを知るのがおすすめです。
移動のしやすさ!公共交通機関は便利?
神戸市北区を走る電車は、神戸電鉄有馬線・栗生線・三田線、JR福知山線、地下鉄北神線の合計5路線が走っています。
区内の東側の住宅地を南北に結ぶように走る神戸電鉄三田線・有馬線は、隣接する兵庫区や三田市、宝塚市へのアクセスに便利です。
有名な温泉地である有馬温泉までも電車が通っているため、普段の生活から観光まで、移動に大きな不便は感じないでしょう。
区内には路線バスも運行しており、バス移動の不便さがないエリアもありますが、場所によっては1時間に1〜2本しか運行していないところもあって、不便だとの口コミが見られます。
しかし、車での移動は楽だとの口コミが多数があり、高速道路やバイパスを使えば郊外にも市の中心部にもあっという間です。
買い物の利便性!大型商業施設が多数点在!
住みやすさを問うには、普段の買い物がどれだけしやすいかどうかがポイントになるのは、間違いありません。
神戸市北区には、生鮮食料品を扱うスーパーマーケットや医薬品を扱うドラッグストアはもちろん、生活に欠かせない家電量販店も充実しています。
駅から歩いていける範囲内にお店が並び、飲食店の充実度も高いため、普段の暮らしに必要なものは揃えやすい住環境が整っていると言えるでしょう。
また、衣類の買い物や遊び場としてのスポットにもなるアウトレットモールや大型ショッピングモールなどの商業施設は、住宅街と並ぶようにして建てられているため、アクセスも良いです。
大型商業施設の場所は点在しているため、車を所有する方にとっては不便はありませんが、公共交通機関のみでの移動となると、場所によっては少々不便を感じる可能性が考えられます。
市長が熱弁!区民の利便性を優先した区役所設置!
神戸市の約44%も占め、240.29haの面積を誇る神戸市北区は、区民の住みやすさ向上を考えた市長により、区内に2つ目の区役所が設置されました。
通常、1つの市区町村には1つの役所を設置しますが、240.29haもの広さがある神戸市北区では、手続きのたびに移動が大変です。
業務内容を縮小した出張所はすでに設置されていましたが、それでは区民の不便は変わらないとし、平成29年に北神出張所を北神支所に格上げして業務の拡充をおこないました。
区役所設置以外にも現在の住みやすい住環境の整備には、何年も時間をかけて検討を繰り返し、実行へと移してきた行政の尽力のおかげと言えます。
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神戸市北区の不動産の価格相場!変動する不動産の価格は?
神戸のビバリーヒルズとも言われる柏尾台の高級住宅地をはじめ、住環境への取り組みに熱心な神戸市北区の現在の不動産の価値相場は、どう変動していると思いますか?
地価は上昇?最大変動率プラス2.23%!
2009年から下落傾向が続いていた神戸市北区の地価の総平均は、2022年時点でその下落率が緩やかになってきています。
●地価総平均 5万9,302円/㎡
●坪単価 19万6,042円/坪
●変動率 0.08%下落
※上記の数字は神戸市北区の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考://tochidai.info/hyogo/kobe-kita/
駅ごとの地価平均では、西鈴蘭台駅がもっとも高い9万7,040円/㎡、次いで田尾寺駅が8万2,700円/㎡、谷上駅が7万5,133円/㎡です。
駅ごとの地価平均をみると上昇傾向にあり、8万2,700円/㎡の田尾寺駅と5万2,425円/㎡の岡場駅は、変動率2.23%の上昇と高い数値を出しています。
北区のマンション価格相場!新築・中古の差は?
新築マンションの価格相場を面積別で見てみると、60㎡以上は平均3,452万円、70㎡は平均3,830万円、80㎡は平均4,611万円です。
一方、中古マンションでは60㎡以上は平均1,310万円、80㎡は平均1,521万円と新築マンションに比べて面積と価格の差はそれほど大きくありません。
新築・中古マンションともに、もっとも多く売り出されている間取りは、3DK〜4DKとファミリー層向けの広いタイプが人気です。
住環境でも買い物スポットや各種施設の整備に重点が置かれ、住みやすい街となるようさまざまな面で発展が期待されていると考えられます。
一戸建ての価格相場!資産価値は上昇傾向か?
昔ながらの田園風景が広がる農村地域や、開発が進められた高級住宅地など、さまざまなタイプのエリアが混在する神戸市北区では、一戸建ての価格相場はどのように変動していると思いますか?
2023年5月の時点で一戸建ての価格相場は2,930万円となっており、前年5月の2,885万円から約50万円ほど上昇しました。
一戸建てでは4LDK〜5DKの間取りの物件がもっとも多く、生活する家族の人数が増えても対応しやすいような広い家が求められていると推察します。
土地やマンションの価格相場からもわかるように、神戸市北区の不動産の価値の上昇が徐々に見え始め、資産価値の高さも街の魅力となりそうです。
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まとめ
50年もかけて住みやすい街となるように区政をおこない続け、現在もまだそのための試行錯誤は留まりません。
暮らすにしても、土地や建物などの資産を持つにしても今後が期待できる神戸市北区を、新たな住まいの候補地にしてみませんか?
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