続々と導入されているZEH！ZEHの戸建てのメリットとデメリットとは？

ZEH(ゼッチ)とは何かご存じでしょうか？
ZEHとは高い断熱性能がある省エネ住宅のことを指し、省エネ以外にも様々なメリットがあると注目されています。
今回はこれから戸建てを建てる方にはぜひ知っておいてほしいZEHについて紹介します。
ZEHとはどのような住宅で、どのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。

ZEHの戸建てとは？省エネだけじゃないこれからの住宅

ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略で、断熱性に優れると同時に省エネと創エネの両方の性能を高めてエネルギー収支をゼロに近づけるのが目的の住宅です。
省エネのためにZEHに取り入れられるのは、エネルギー量を把握するシステムのHEMS(ヘムス)や、LED照明、消費電力の少ない給湯システム。
断熱性能は戸建てで利用するエネルギーを無駄にしないことに直結してくるので、断熱機能が高ければ高いほど良いとされます。
具体的には、断熱材や窓の性能を高めることがポイントになってくるでしょう。
創エネの面では太陽光発電などを利用することで、創り出すエネルギーが消費するエネルギーを上回ることが求められています。

戸建てにZEHを導入するメリットとデメリットは？

戸建てにZEHを導入するメリットは、大きく5つあります。
1つは、光熱費がお得になる点です。
省エネ住宅であるZEHは、エネルギー量を把握するシステムのHEMSが設置されているので、無理なく節電できるのもポイント。
断熱性も高いので、寒い時期でも日中はエアコンなしで過ごせるかもしれません。
2つめは、エコな住宅である点です。
創エネ住宅のZEHは太陽光発電を利用するので二酸化炭素の発生を抑え、地球環境にも優しい特徴があります。
3つめは、災害に備えられる点です。
蓄電池を備えつけておけば太陽光発電などで創った電気を蓄えておき、もしものときに利用できます。
4つめは、資産価値が高まる点です。
省エネ機能・創エネ機能がある高断熱の家は、一般的な家よりも将来の資産価値は上がるといわれます。
5つめは、なんといっても快適に暮らせる点でしょう。
断熱性が高く外気の影響を受けにくい住空間を前提としているためそもそも住みやすい住宅となる可能性が高いです。
ZEHの導入には初期投資としてかなりのお金が必要になるデメリットがありますが、長い目で見ればメリットが大きいためこれからの戸建て購入では無視できないものとなってきています。

まとめ

戸建てにZEHを導入することは、たくさんのメリットがあります。
初期投資は高額になりますが、家族が安心して快適に過ごせる家にできるのは魅力的です。
どれくらいの初期費用が必要なのかを確認して、将来のシミュレーションをしてみましょう。
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