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神戸市で資産価値が下がらない街はどこ?地価や特徴もまとめてご紹介

「神戸市で資産価値が下がらない街はどこなのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。近年、地価や住宅価格の動向は生活設計や資産運用の大きな判断材料となっています。この記事では、公示地価や最新の市場動向をもとに、神戸市で資産価値が安定している街やエリアの共通点について分かりやすく解説します。資産として長く価値を維持しやすいエリア選びのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

神戸市における地価の最新推移と資産価値の傾向

2025年(令和7年)の公示地価(1月1日時点)では、兵庫県全体で住宅地・商業地・工業地すべてが前年に続き上昇しており、神戸市でも同様の傾向が明らかです。県内では住宅地が平均14万1,400円/㎡(前年度比+1.9%)、商業地は37万7,400円/㎡(前年度比+3.5%)と上昇しました 。

神戸市単体では、商業地が3年連続で上昇しており、上昇率は+5.5%と近年の高水準にある状況です。また、住宅地も市内全9区で平均値が上昇しており、特に東灘区・灘区・中央区は約4%前後の伸びを示しています 。

こうした資産価値の安定や向上の背景には、駅前再開発や交通利便性の向上、訪日観光客の回復などがあります。たとえば、三宮センター街では商業地の地価が1㎡あたり730万円に達し、前年比+9.8%という高い伸びを記録しました 。

さらに、神戸市全体の平均地価も堅調に推移しています。2025年の市平均は260,273円/㎡(坪単価860,400円)で、前年に比べ+3.5%の上昇。1995年以降でも7番目に高い水準であり、過去10年間の年平均成長率も+3.75%と安定した上昇が続いています 。

下記に、地価の傾向をまとめた表をご覧ください。

項目2025年値ポイント
県内住宅地平均約14.1万円/㎡前年+1.9%、3年連続上昇
神戸市商業地上昇率+5.5%3年連続上昇、市内全9区で上昇
市内平均地価260,273円/㎡前年+3.5%、過去最高水準に近い

このような地価上昇には、再開発を通じた街の魅力向上、人流の回復、そして交通・商業・観光インフラの進化などが鍵となっています。こうした潮流は、資産価値の安定を望む方にとって重要な判断材料となるでしょう。

地価上昇率が高い神戸市内のエリア分析

まず、神戸市東灘区の田中町は、2025年の地価調査において住宅地で㎡あたり476,000円、前年比108.18%という非常に高い変動率を示しています。これは市内でも上昇率で第1位の地点であり、資産価値の安定性が高いと言える指標です。また商業地においても、㎡あたり680,000円、前年比107.77%と好調で、市区町村内で最も上昇が顕著な地点に位置しています。これらは住宅・商業いずれにおいても注目すべき上昇エリアです。

次に、神戸市全体の基準地価ランキングに目を向けると、中央区・三宮町1丁目では㎡あたり7,650,000円、前年比+9.29%という高額かつ高い上昇率を誇る地点が第1位に位置しています。このような都心部の商業地は、再開発の影響や利便性の高さが資産価値の上昇を牽引していると考えられます。

また、灘区や中央区、東灘区では住宅地の上昇率も高い傾向が見られます。公示地価では灘区が約4.4%、中央区が約4.3%、東灘区が約3.9%と、神戸市内全9区で住宅地が上昇しており、特にこれらの区は利便性や再開発効果が強く反映されているエリアです。

下表は、代表的な3つのエリア(田中町、三宮町、灘区)の地価状況を比較したものです。資産価値が下がりにくい街を見極める際の参考としてご覧ください。

エリア用途2025年価格(㎡あたり・前年比)
東灘区田中町(住宅地)住宅地476,000円(108.18%)
東灘区田中町(商業地)商業地680,000円(107.77%)
中央区三宮町商業地7,650,000円(+9.29%)
灘区・中央区(住宅地平均)住宅地約4.3〜4.4%上昇

このように、神戸市内では、駅に近く利便性の高い地域や再開発が進むエリアにおいて、住宅・商業の両面で地価上昇が顕著です。特に東灘区の田中町、中央区三宮町、灘区などは、安定した資産価値を期待できる有望な地域として注目されます。

郊外・周辺部に広がる価格回復の兆しと魅力

まず、西区では、住宅地の地価が26年ぶりに上昇に転じました。国土交通省による公示地価(2023年1月1日時点)では、前年は0.2%下落だったところ、2023年には平均で1.0%上昇しています。とくに西神中央駅周辺では再開発が進み、複合施設や商業施設の整備が進行中で、子育て世帯や高齢者にも注目されています。

エリア公示地価の動き背景・特徴
神戸市西区住宅地:26年ぶり上昇(+1.0%)再整備進む西神中央駅周辺、駅近くの利便性向上
神戸市北区住宅地:15年ぶり上昇(+0.4%)自然環境とアクセス改善、テレワーク需要の広がり
神戸市須磨区住宅地:上昇傾向海沿いの住宅地、比較的手頃な価格帯

神戸市北区でも住宅地が前年の0.5%下落から、0.4%上昇に転じ、15年ぶりの上昇となりました。自然豊かな環境と、鉄道アクセスの改善、テレワークの広がりによる郊外志向の高まりが背景として挙げられます。

また、須磨区についても住宅地の上昇地域があり、海浜公園などの自然環境と、都市中心部に比べて購入しやすい価格帯が支持されています。郊外エリアにおいては、安定した資産価値の背景として、「利便性の向上」と「再開発・住環境の改善」が共通要素として挙げられます。

このように、神戸市の郊外・周辺部では、中心市街地との価格差からくる割安感や、都市機能の拡充によって資産価値が回復しているエリアが増えており、「下がらない街」としての注目が集まっています。

資産価値が“下がらない”街の条件とは

資産価値が維持されやすい街には、以下のような明確な条件があります。地域特性と地価統計に基づいて整理しました。

条件具体的な内容神戸市での該当例
利便性(交通・生活施設)駅近や複数の交通手段が使える、スーパー・病院など生活施設が充実中央区・東灘区・灘区など、上昇率が高い住宅地・商業地は駅近・再開発の期待が大きいです(例:中央区4.3%、東灘区3.9%などの上昇)
再開発・供給制限による希少性再開発で魅力が向上、供給が限定的で価値が安定しやすい三宮センター街の商業地は再開発期待と希少性から前年比9.8%上昇、1㎡あたり730万円と高水準です
地形や供給制約山間部や開発規制のある区域など、供給が制限され資産価値が下がりにくい城崎温泉街(供給が限定的な観光地)は、前年比20%超の大幅上昇となっています

また、将来を見据えた資産価値維持の視点として「資産としての目利き」も重要です。具体的には、将来的な再開発計画や都市整備計画、公共交通の整備計画を事前に把握し、価値が継続する可能性の高いエリアを見極める能力です。

このような条件を踏まえ、資産価値が「下がらない」街とは、総じて利便性が高く、再開発や将来の整備に期待でき、かつ供給に制約がある地域です。その上で、長期目線で価値の変化を見通せる目利き力を兼ね備えることが、資産価値の安定につながります。

まとめ

神戸市で資産価値が下がらない街を見極めるには、地価の上昇傾向やエリアごとの利便性、再開発の進展状況など幅広い視点が重要です。近年では中心部だけでなく郊外でも地価が回復し、多様な選択肢が広がっています。地形や供給の特性も資産価値維持を左右するため、しっかりと情報収集しながら選びましょう。当社では地域密着で最新情報をお届けしていますので、ぜひご相談ください。

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