115年の歴史を誇る!神戸市長田区の神戸常盤女子高等学校はどんな学校?

115年の歴史を誇る!神戸市長田区の神戸常盤女子高等学校はどんな学校?

ファミリー向けの街をお探しであれば、神戸市長田区は質の高い教育施設が揃っており、とくにおすすめです。
神戸常盤女子高等学校はこのエリアに位置し、115年の歴史を誇る学校で、個々に合わせた指導を通じて実社会に役立つ技術を習得することができます。
そこで今回は、神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の概要や学科、学校生活の特徴についてご紹介します。

神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の概要

神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の概要

神戸常盤女子高等学校は、兵庫県神戸市長田区に位置する私立の高等学校です。
実生活に役立つ「生きる技術」を習得することを教育の目標とし、多様な生き方を尊重しながら、個々の生徒に合わせたきめ細かな指導をおこなっています。
現在、2学科7コースを設置し、それぞれの特色は「身につけた技術が自信と誇りを生み出し、生き方を決定する」という理念に基づいています。
また、現代の急速なITの進化とグローバル化に対応するために、複眼的な思考力、理解力、判断力、共感力、想像力などの能力が求められている点も特徴です。
神戸常盤女子高等学校に通えば、どのような状況でも柔軟に対応し、深い知性と行動力を兼ね備えた向上心溢れる人材へと育成してくれるでしょう。

沿革

神戸常盤女子高等学校は、1908年に私立家政女学校として創立された歴史ある学校です。
1915年に神戸高等家政女学校と改称しました。
そのあと、神戸家政女学校や神戸高等家政女学校などと名称変更を経て、1944年には神戸女子商業学校となり、1948年に現在の神戸常盤女子高等学校となりました。
現在、115年の歴史を誇り、2学科7コースを設置しています。

教育方針

神戸常盤女子高等学校は、以下の四つの教育方針を基に、基本的な考え方、寛容な精神、豊かな常識を備えた社会人の育成を目標としています。

●個性に応じた教育
●知性を育む教育
●家庭や社会の一員として必要な技術を習得する教育
●温かく家庭的な教育

施設紹介

神戸常盤女子高等学校は、教育目標を達成するために充実した施設を整えています。
作法室や被服実習室、第一、第二、第三の調理実習室を備えています。
また、第一、第二の情報教室やDVD鑑賞ブースもあり、音楽室や個人練習用のピアノ室も完備しているのも特徴です。
これにより、毎日が魅力的な学校生活を送ることができるでしょう。

アクセス

神戸常盤女子高等学校までは、「西代駅」から北東へ徒歩7分ほどでアクセスできます。
神戸市営西神・山手線を利用する場合には、「長田駅」から西北へ徒歩13分ほどです。
さらに学校周辺には、「大道通3丁目バス停」や「西代バス停」もあるため、バスで通学することもできます。

●所在地:兵庫県神戸市長田区池田上町92番地
●アクセス方法:山陽電鉄本線・神戸高速鉄道東西線「西代駅」より徒歩約7分

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神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の学科

神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の学科

神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校では、2学科7コースが設置されており、それぞれのコースが特色ある教育を提供しています。
これらの多様なコースを通じて、実社会での即戦力となる知識と技術を身につけた学生を育成しています。

家庭科

神戸常盤女子高等学校は、兵庫県の女子校で唯一の家庭科設置校です。
家庭科には「調理・製菓コース」と「服飾コース」があります。
115年の歴史を背景に、実践的な教育がおこなわれています。
調理・製菓コース
調理・製菓コースでは、調理と製菓の技術を基礎から学び、「食」をトータルに演出する能力を養います。
授業では、和洋中の料理技術を学び、2年次には食物調理技術検定3級を受験することが特徴です。
また、レシピの考案やテーブルマナーの指導もおこないます。
服飾コース
服飾コースでは、洋裁や和裁の実習を通じて、デザインと製作の技術を習得します。
2年次には浴衣、3年次にはドレスを製作し、個性や感性を磨くとともに、実践的な経験を積む機会が提供されることが特徴です。
また、オープンスクールでのミニチュアドレス製作や、地域への車椅子用アームカバーの贈呈など、実社会との交流も重視しています。

普通科

普通科には、「大学看護医療コース」「大学特進こども教育コース」「大学特進文系コース」「総合コース(進学コース・キャリアコース)」の4つのコースがあります。
大学看護医療コース
大学看護医療コースでは、1年次に基礎科目を学び、2年次からは看護医療系大学や専門学校への進学を見据えたカリキュラムが組まれます。
数学、英語、生物、化学の授業を強化し、神戸常盤女子高等学校独自の医療ネットワークを活用して、ヒューマンケアの基礎を学びます。
大学特進こども教育コース
大学特進こども教育コースでは、1年次に基本科目を学んだあと、2・3年次には「音楽Ⅱ」「幼教音楽表現」「こども教育基礎・演習」など、幼児教育に特化した科目を学びます。
さまざまな発表会や子どもとの交流を通じて、実践的なスキルと豊かな感性を育むことができます。
大学特進文系コース
大学特進文系コースでは、1年次に英語を中心に基礎学力を強化し、2年次からは「古典」や「社会科目」を多く学びます。
難関大学の合格を目指し、早期から検定取得を目指すカリキュラムが組まれており、学習合宿や入試対策も充実しています。
総合コース(進学コース・キャリアコース)
総合コースでは、1年次に基礎的な学びを通じて自己スキルを育成し、進路に応じて進学コースとキャリアコースを選択します。
進学コースは大学や専門学校進学を目指し、バランスよく5教科を学ぶコースです。
一方、キャリアコースではビジネス系科目や情報処理技術を学び、ビジネス文書実務検定や情報処理検定などの資格取得を目指します。

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神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の学校生活

神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校の学校生活

神戸市長田区にある神戸常盤女子高等学校では、充実した学校行事やクラブ活動、高大連携プログラムを通じて、学びの機会と成長の場を提供しています。
そのため、充実した学校生活が楽しめるでしょう。
最後に、その魅力的な学びと活動の一部をご紹介します。

学校行事

年間を通じて、多彩なイベントが用意されています。
新入生オリエンテーション合宿や陸上競技大会、校内球技大会などがあり、学校全体で活気に満ちた時間を過ごせます。
さらに、文化祭や秋季遠足、2年次には修学旅行もあり、これらの行事を通じて友人との絆を深め、高校時代の貴重な思い出を作ることができるでしょう。

クラブ活動

豊富なクラブ活動が用意されており、とくにスポーツ系クラブには活躍の場が多いです。
ソフトボール部、バスケットボール部、バトントワリング部、バレーボール部、卓球部、ソフトテニス部、フットサル部、吹奏楽部は、部活動特待生制度が適用されています。
それぞれの部活動は、インターハイ出場や県大会での金賞など、数々の実績を誇ります。

高大連携プログラム

神戸常盤女子高等学校は、姉妹校である神戸常盤大学との高大連携プログラムを実施しているのが特徴です。
看護学科、医療検査学科、診療放射線学科、口腔保健学科、こども教育学科の各分野で、資格取得や仕事内容についての講義と体験授業がおこなわれます。
さらに、系列のときわ病院やときわ幼稚園での職場体験があり、現場の雰囲気を実際に体験することが可能です。
また、高校1、2年次のうちに大学での体験学習を通じて、必要な準備や学びについて具体的な指導を受けることができます。
神戸常盤大学への進学を希望する場合には、受験料および入学金が全額免除となる特別推薦入試制度があり、多くの生徒がこの制度を利用して進学しています。

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まとめ

神戸常盤女子高等学校は、115年の歴史を誇る兵庫県神戸市長田区の私立高等学校です。
2学科7コースを設置し、個々に合わせた指導で実社会に役立つ技術を学べます。
充実した行事やクラブ活動、姉妹校との高大連携プログラムにより、幅広い学びと成長の機会が提供されます。