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兵庫県神戸市で温泉禅寺が発見された経緯とは?見どころもご紹介!

兵庫県神戸市で温泉禅寺が発見された経緯とは?見どころもご紹介!

兵庫県の神戸市内に豊臣秀吉が愛したと言われる「温泉禅寺」があることをご存じでしょうか。
諸説ありますが、道後温泉や白浜温泉と並ぶ日本三古泉とする説もあり、金泉と銀泉の両方を楽しめると、兵庫県外から訪れる方もいるほど人気の温泉地です。
そこで今回の記事では、兵庫県神戸市にある温泉禅寺についての概要や施設をまとめてご紹介させていただきます。

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兵庫県神戸市にある温泉禅寺の概要とは

正式名称は「有馬山温泉禅寺」で、はるか昔に有馬地方を訪れた大已貴命と少彦名命が、カラスが温泉に浸かって傷の手当をしている姿を見て温泉が湧いているのを発見したそうです。
7世紀初頭には天皇の行幸の地としても親しまれており、その後724年に行基により復興再建されて薬師如来像を祀ったことが、温泉禅寺のはじまりではと今もなお語られています。
鎌倉時代には、僧仁西によって僧侶たちが寝泊まりする僧坊や宿坊が設けられたことにより、湯治湯としての設備が整備されました。
戦国時代に入り、大火に巻き込まれて衰退していた施設を再建した人物が豊富秀吉であり、湯治のためにたびたびこちらを訪れていたそうです。
江戸時代に入っても、有馬を代表する温泉地として当時の人々から親しまれていましたが、明治維新後の廃仏毀釈運動により、薬師如来像が祭られた本堂以外はすべて撤廃されました。
その後、黄檗宗清涼院が廃寺となったこちらの寺を引き継ぎ、現在では兵庫県神戸市を代表する温泉スポットになっています。

兵庫県神戸市にある温泉禅寺の施設とは

奈良時代に入り、流行り病で多くの命が失われていく様子を見た行基が、人々の命を救いたいという思いから祀った御本尊「薬師如来像」は、こちらの施設を訪れた際に見ておくべきチェックポイントです。
薬師如来像の周りには、鎌倉時代に製作された12の「木造波夷羅大将立像」が祀られており、重要文化財に指定されています。
その他にも、平清盛と関連性のある「温泉寺石造五輪塔」、さらに本堂に進む石段の脇には「地蔵堂」もありますから、温泉禅寺を訪ねた際にはぜひ確認してみてください。
また、参拝者専用の窓口に初穂料500円を納めると、墨字で丁寧に書かれた御朱印をいただけますので、旅の思い出にいかがでしょう。

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まとめ

以上、温泉禅寺の概要と施設についてご紹介しました。
良質な温泉により、日頃の疲れを癒せますので、ぜひ兵庫県の神戸市周辺で物件を探している方は、温泉禅寺に立ち寄って心身のリフレッシュをなさってみてください。
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